自家製チーズケーキレシピ(本のあるカフェホコトver.)

クリームチーズをたっぷり使った濃厚で素直な味のベイクドチーズケーキです。
お店では前期型(15cmラウンド型・ボトムあり)と、後期型(21cmパウンド型・ボトムなし)の2種類を作りました。
どちらも多くのお客さまに味わっていただきありがとうございました。

前期型:ボトムあり
後期型:ボトムなし

ここでご紹介するのは折衷型です(15cmラウンド型・ボトムなし)。
ボトムがないぶん作りやすく、味わいがすっきりと軽やかになります。カロリーも抑えられます。
ひとつひとつの作業を丁寧に行うことでなめらかな口溶けが生まれます。

今回のレシピ用
折衷型チーズケーキ
(6等分にカットしたもの)



目次

材料(ラウンド型15cm1台分)

クリームチーズ 330g(タカナシ・北海道クリームチーズなど) 
生クリーム 200g(タカナシ・特選北海道純生クリーム47など) 
卵(L) 2個
グラニュー糖 95g
牛乳 35g
コーンスターチ 23g 
レモン果汁 小さじ2

主な道具

ラウンド型(15cm) 底の外せるもの
ボウル  大2中1小1
ゴムへら 1
泡立て器 1
卵まぜ棒 1(菜箸や小さな泡立て器でもOK)
こし器 1
計量器具 キッチンスケール 計量スプーン
クッキングペーパー カット済みの市販品を使うか、型に合わせてカットする
ケーキクーラー 1

準備

クリームチーズと卵を室温に戻しておく
ラウンド型(15cm)の底と側面に薄く油を塗り、クッキングペーパーをセットする

作る


1. ボウル大にクリームチーズを入れ、なめらかになるまでゴムへらで練る
固くて練りにくいときは湯煎しながら行う

2. ボウル中にグラニュー糖とコーンスターチを入れ、泡立て器で軽くすり混ぜる

3. ボウル小に卵を割り入れ、カラザを除き、直火(または湯煎)で人肌程度に温めながら 卵まぜ棒などで溶いてなめらかな卵液にする

4. ボウル中に卵液を3回に分けて加え、そのつど泡立て器ですり混ぜる

5. ボウル大(クリームチーズ)に4を3回に分けて加え、そのつど泡立て器ですり混ぜる

6. 牛乳を加え、泡立て器で混ぜる

7. 生クリームを加え、ゴムへらで底から返すように混ぜる

8. こし器でこす

9. レモン果汁を加え、ゴムへらで混ぜる

10. ラウンド型に流し入れ、テーブルに2~3回落としてなじませる

11. 170°Cのオーブンで50分焼く

12. ほどよい焼き色がついたら取り出し、ケーキクーラーに乗せ、風を当てて冷ます

13. 粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩冷やす

14. 型から取り出し、クッキングペーパーを外してできあがり
  カットするときは1回ずつナイフを熱湯で拭くときれいにできる

ケーキクーラーに乗せて冷まし
冷蔵庫で一晩寝かせてからカットすると
きれいな断面になります
コーヒーカップはお店時代と同じ
ロールストランド・アニカ
お皿はアラビア、フォークは柳宗理

補足

ハンドミキサーを使う方法もあります。舌触りや口溶け感が少し変わりますが、作業は楽になります。
お店では全て手作業で、なめらかな舌触りを得るため、できるだけ生地に空気を含ませないよう心がけていました。
(元ブックカフェ・ホコトマスター記)

このレシピに辿りつくには次の本を大いに参考にさせていただきました。  
長谷川哲夫『リュバン チーズワールドの濃厚チーズケーキ』家の光協会、2015年

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