『本のあるカフェホコト』の看板メニューのひとつだった「あんバター好きのあんバタートースト」を、お店で出していた手順そのままにご紹介しています。トースト担当マネージャーのこだわりで工程が多くなっていますが、ご自宅ではほどよく省略しながら気軽に楽しんでいただければと思います。
材料(1枚分)
角食パン(3㎝厚切り) | |
カルピスバター常温7〜8g | |
カルピスバター冷蔵3g×2 | |
つぶあん40〜50g | |
ゲランドの塩 少々 |
道具
Russell Hobbs/ラッセルホブス オーブントースター7740JP |
VICTORINOX ペティナイフ(切り込み用) |
藤次郎 パン切り包丁(4分割用) |
バターナイフ数種類 |
OXO まな板 |
キッチンタイマー |
ホコトでは『宝塚パンネル』さんの角食「寿」を使わせていただいてました。
届いたらすぐにブロックを3cm毎にスライス。それを1枚ずつしてラップして保存袋に入れて冷凍。
オーダーが入ると冷凍のままトースターの予熱なしに一気に3分強(トースターによって変わります)焼くことで、全体に軽めの焼き色がつきます。
時間のない時はもちろん常温の食パンをそのままトーストすれば良いのですが、冷凍してからの方がもっちりとした食感に仕上がるのでお店ではそうしていました。余裕のある時に一度お試しください。
写真のようなこんがりきつね色の断面に、先の尖ったペティナイフで丁寧に切り込みを入れて(特にミミの周囲ぐるりと)常温に戻したカルピスバターを惜しみなく塗ります。生の食パンは柔らかくてこの作業が難しいため、先にトーストをしてサクサクの状態で行っていました。ミミの内側にたっぷりバターを染み込ませることで、仕上がりがとてもおいしくなります。
バターを塗り終わったら、パン包丁できっちりと4等分。そして市松模様につぶあんを乗せてスクエアに成形します。市町模様のルックスにしたのは食べやすく、しかもパッとみてホコトのあんバターだとわかるものにしたくてこのデザインに決めました。つぶあんは自家製ではなく、兵庫では誰もが知る○○候さんの市販品を使用していました。材料に水飴が入っていて、温めても崩れず艶々と輝きを増すところが最愛ポイント。もちろん甘味の具合も好みのタイプです。
トースターはMAX設定のまま、2回目のトーストをします(約3分強)。時々中を覗いて菜箸で動かしながら(→餅を焼く要領で)好みの焼き色になるまで見届けてください。お店ではかなりこんがりめに仕上げていましたが、トースターによって違うのでここは各自の判断で。ふぁっとバターの香りがしてきたらOKのサインです。
※ホコトでは、Russell Hobbs/ラッセルホブスのオーブントースター7740JP を使用していました。
網の目トーストの上に飾りバター(冷蔵)を置いて完成!
いよいよ最終仕上げです。あんバター専用のお皿(ロールストランド社アニカ)はトースターの天板に乗せて事前に温まっているのでスタンバイOK。ペーパーを敷いて綺麗に並べ、網目のバタートーストにスクエアカットの冷蔵バターをオン。そしてあんこの中央に塩をパラパラ。更にお皿ごと予熱の残るトースターに数秒間入れて、バターがトロッとなったところをサーブしていました。
あんバターのバターに関しては、冷たいまま派vsとろっとさせたい派に分かれます。お互いここは譲れない!という程、パンマニアにとっては重要な部分でもあります。そこは各自のお好みで、熱々のうちに五感で味わってください。
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ホコトは2022年2月に
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