イギリスへの愛着
シルバーウィーク、いかがお過ごしでしょうか。
イギリスのエリザベス女王がお亡くなりになり、ニュース映像を観ながら改めてイギリス王室の伝統と様式美に心惹かれています。学生時代に訪問して以来夢中になった英国人の暮らし方。その中でも特に紅茶文化、ガーデニング、そして宮殿で大切に育てられているというコーギー犬が私にとっての三大要素です。身の回りにもイギリスゆかりのものがたくさんあります。
長く手元で親しんでいる本のタイトルは『午後は女王陛下の紅茶を』(出口保夫/著・東京書籍 1986年)。頁をめくるたびにロンドン郊外の小さなティールームで出会った素朴なクリームティ(スコーンとお茶のセット)を懐かしく思い出します。リバティ百貨店や街の雑貨店に通って買い集めた食器や小物たち。ローラアシュレイも若い頃好きなブランドで、今でもクローゼットの中に何着か持っています。日本に居ながらにして異国情緒を味わえるロンドンティールーム(大阪)の記事も貼っておきますのでよろしければお読みください。人々の暮らしに深く根付いた女王陛下の存在の大きさに、あらためて思いを馳せる9月の週末です。
少し話が逸れてしまいましたが、本日ご紹介するのはホコトの秋の新商品。職人さんの手によるミニチュアトーストブックマーカーと、コラージュで一点ずつ仕上げたBricoLageさんのミニノート。いずれもハンドメイドの温かさが伝わる一点ものです。
ミニチュアトーストのしおり
2022年2月に閉店した『本のあるカフェホコト』の入口には小さなショーケースがあり、その中ではシロクマ親子がいつもホコトのメニューを楽しんでおりました。あんバタートーストやチーズケーキは艶々の仕上がりで本物以上に美味しそう。そして読書に欠かせないホットコーヒからは香ばしい香りと湯気が立ち上り・・・。
これらのミニチュアを制作してくれたのが、アトリエOWLさん(2022年9月現在、阪急岡本にあった店舗は移転のため休業しておられます)。OWLさんの商品は樹脂粘土で作られていて、その工程はまさに実際のトーストを作るのと同じ。
たとえば今回のあんくりいもトーストの場合、両面を焼き上げた一枚のトーストを3分割してそれぞれにあんバター、栗ペースト、安納芋ジャムの3フレーバーを乗せます。それをふたたび引っ付けて、仕上げにレジンやニスでコーテイング。こうすることで実際のトーストと同じ凹凸感が出るとのこと。この精巧な作りはぜひ実際に手に取ってじっくり眺めてほしい、いつもそう思います。
上記の「あん栗芋バタートースト」や定番の「あんバター」、2022春デザインの「ホコロクトースト」の3種類はオンラインショップにて現在販売中です(→完売しました)。OWLさん制作のトーストブックマーカー販売は諸事情により今回がラストになる可能性がありますので、特にカフェ時代を懐かしく思ってくださるトーストファンのお客さまにはおすすめしたいアイテムです。ご注文はこちらから→ https://shop.hocoto.jp/
コラージュのHoCoToノート
もう一点は、BricoLageさんの手作業によるHoCoToのロゴをあしらったミニノート(A6・約15×11㎝・30枚・横罫線あり)です。文庫本サイズで本棚にもぴったり収まり、読書記録ノートにも最適。今春にも販売しましたが、25冊がすぐに売り切れてしまった人気商品です。
BricoLageさんはもともとカフェ時代のお客さまで、アロマセラピストとしても活動されています。クリスマスモチーフをコラージュしたポストカードに私が惚れ込み、オリジナルグッズ制作にご協力いただく運びとなりました。素材を選びながら楽しんで作ってくださるというこのノート、喜びが作品に表れて手に取る人を幸せな気持ちにさせてくれます。
今回はノート1冊につき1枚、文庫本サイズのクリアカバー(PVC製・本の厚み10mmまで)をプレゼント。ノート2冊分の厚みがあるので、前回もご購入いただいた方は重ね使いすることも可能。私はホワイトを読書用、ネイビーをエンタメ(映画、コンサートなど)記録用にして、2冊一緒にクリアカバーに入れ、ブックマーカー(今は季節のあんくりトースト♪)を装着しています。ブックマーカーがゆらゆら揺れるのはとっても心が和むので、よろしければ一緒にいかがでしょうか。ホコトワールドがさらに広がりますよ。
BricoLageさんのHoCoToノートはオンラインショップにて販売しています(すべて完売しました)。デザインや価格などの詳しい情報はショップにアップしていますので、ご興味のある方はどうぞご覧になってください。 ▶︎ https://shop.hocoto.jp/
[ マネージャー記]