こんにちは、BricoLageです。陽射しに春のきざしが感じられる3月になりました。
もうすぐ二十四節気のひとつ「啓蟄」です。「冬ごもりしていた生きものたちが、春の到来を感じて目覚める」といわれ、一雨降るごとに気温が上がり、春に近づいていく時期。ところが、今年はすでに2月から春を感じさせる暖かい日が多かったと思いませんか?
さて、今回は2月4日(立春)と 2月24日(満月)のイベントのおはなしを‥‥‥。
2月4日は、春の始まりのワークショップ「たのしい立春のお茶会 ~こころのお薬箱~ Bach Flower Remedies」に参加しました。
立春は二十四節気において「春の始まり、一年の始まり」とされる日ですが、ケルト暦でも2月1日が「インボルク(春の始まり)」という祭日で、春と光の到来を祝うそう。日本とケルトは農耕民族のため農事暦で、季節をとり方が似ているんだとか。ともに春の始まりであるこの時期、一番早く咲く白い花「Cherry Plum(チェリープラム)」をテーマフラワーに、2~3月に咲き始めるバッチフラワーのはなし、ケルトの一年のはなしなどを、バッチフラワーエッセンス(※1)の本の翻訳や講師をされている谷口みよ子先生から伺いました。
※1 1930年代 イギリス人医師 エドワード・バッチ博士によって確立されたホリスティックな自然療法のひとつ。植物のエネルギーを使って、人の心に働きかける。
お話しの後、今の自分に必要なメッセージを花から受け取り、未来のビジョンや願いを後押ししてくれるフラワーエッセンス4種類を選んで、トリートメントスプレーボトル(ブランデー、ミネラルウォーターに、フラワーエッセンスを数滴入れたもの)をつくり、未来の自分に向けたヴィジョンや願いをグッド ラック カードに記して、自分へのギフトに。そして、お茶の時間には「Le petit blue」森川みきこさんのベリーのタルトをいただき、しあわせなひととき。部屋に飾られた白梅のほのかな甘い香りとともに、こころもおなかも満たさせた一日でした。
つづいて、2月24日のイベントのおはなしを‥‥‥。
わたしには、妹が一人います。以前から「二人でなにかできるといいね」と話していましたが、2024年最初の新月(1月11日)この日は新しいコトを始めるとよいといわれる、やぎ座の新月。「ちょうどよいタイミングかも!」と、さっそくインスタグラム アカウント(@soeurs_2024)を作成。「sœurs(スール)」(フランス語で姉妹という意味)というユニット名で活動をスタートすることに。
そして、初イベント「アロマハンドトリートメント+カードリーディング」を、2月24日に「SIMA SIMA レンタルスペース」にて開催しました。わたしは、アロマハンドトリートメントを。今回は、フランキンセンスとベルガモットの2種類のマッサージオイルを用意しました。それぞれの香りを五感でたのしみ、からだが求めている香りを選んでいただいて、ハンドトリートメントでリラックス&リフレッシュした後、ハーブティー(満月のお茶)を飲みながら、オラクルカード「Qカード」を使う 妹のカードリーディングへ。
「Qカード」(Qは「Question」(問い)と「Quest」(探究)を表します)は、世界のトップデザイナー100人に入る バイロン・グレイザー氏が制作したもので、ニューヨークのメトロポリタン美術館でも販売されていました。とにかくよく当たり、的中率98%といわれるほど。日本では、吉本ばななさんがとても気に入られて話題になりましたが、今では入手困難だそう。このカードを日本に輸入した方から、妹が直接譲り受け、今回のイベントで使うことに。
52枚あるカードから1枚選んでいただき、今の自分がよりよく生きていくためのメッセージをお伝えしました。なかには、カードをシャッフルして新たにカードを引いても、同じものが出た人も‥‥‥。52枚から2回同じカードを引くなんて、とても強いメッセージを受け取られていました。
「果たして来てくださる方はいるのかなぁ」と、ドキドキしながら開催した初イベントですが、予約枠は埋まり(HoCoToのhanaさんも来てくださいました!)、当日はみなさんにたのしんでいただけたようで、ホッとしました。イベントは不定期開催ですが、インスタグラムで告知しますので、興味ある方はこちら(instagram アカウント @soeurs_2024)をチェックしてくださいね。
https://www.instagram.com/soeurs_2024?igsh=ZWI2YzEzYmMxYg==
学校や仕事などで3月は節目・別れの季節ですが、春の訪れとともに新たなヒトやコトとの出会いが多い4月がやってきます。どんな出会いが待っているのか、わくわくしますね。
さて次回のコラムは、初夏にお届けする予定です。どうぞおたのしみに‥‥‥。
[第6回・2024年早春 ブリコラージュ 記]
<プロフィール>
BricoLage(ブリコラージュ)
大阪生まれ。神戸在住。
15年間、ライフスタイルショップに勤務。
10年ほど前、からだの不調をきっかけに、アロマテラピーやメディカルハーブ、バッチフラワーエッセンスを学び、日々のくらしに取り入れている。
2016年より、BricoLageとして活動(アロマハンドトリートメントやポストカード・クリスマスカード制作)。
BricoLageの名前の由来は、フランスの人類学者クロード・レヴィ=ストロースが著書「野生の思考」で提示した、Bricolage(ブリコラージュ)=「ありあわせの道具・材料を用いて自分の手でモノをつくる」から。