BricoLageのくつろぎ時間ー初秋ー

本棚の上のディスプレイは
ブラウン系で秋バージョンに

こんにちは、BricoLageです。
9月になりました。処暑も過ぎ、夏の暑さもやわらぐ頃······のはずが、朝晩はほんの少し過ごしやすくなったものの、日中はまだまだその気配が感じられません。今朝の朝刊を開いてみると、1面トップの”過去125年で最も暑い夏”という見出しが目に飛び込んできました。なんと、1898年統計開始以来、過去125年で最も暑い夏だったとか。年々、夏が長くて秋が短くなっていると思いませんか?今年も秋の気配が感じられるのは、もう少し先になりそうですね。

さて、前回のコラムでは、プランター菜園をはじめたお話をしましたが、まずはその後どうなったか経過報告を。

毎日朝食前に水やりをし、仕事から帰ってきたら様子を見て、愛情をたっぷり注いで育てた野菜たち。すくすくと育って、ラディッシュは6月上旬、コマツナは6月中旬に初収穫をし、おいしくいただくことができました。コマツナの葉はやわらかいので生のままサラダで、ラディッシュも同じくそのままで、どちらも素材の味をたのしみ味わいました。

ラディッシュはピクルスにしたいなぁと思いつつ
とれたて新鮮な状態で全部食べてしまいました
コマツナは参考書に「小株どりが美味!」とあり
15~20㎝で収穫。やわらかい葉の状態で色もきれい

自分でタネから育てた野菜をいただくよろこびを知ったことで、さっそく次の栽培を······と、コマツナのタネまき(ラディッシュのタネまきは春・秋のため、9月中旬までおやすみ)。2回目も順調に芽が出てきて、2回の間引きも終え、あとは成長を待つばかり。

ところが、梅雨明け以降、直射日光がぎらぎらと照りつける日がつづき、一気にルーフバルコニーのコンクリート温度が上昇。暑さにも寒さにも強くて、いつでも育てられるところがコマツナのセールスポイントなのに、炎暑には耐えきれなかったのか成長が止まってしまい、「コマツナも熱中症?!」と心配しつつ見守る日々。

水をあげてもぐったり、とうとう干乾びてしまい、過去125年で最も暑い夏にはさすがに勝てなかったよう。日当たりは重要とはいえ、置き場を考えてあげればよかったかなぁ·····と、ちょっと反省。もう少し過ごしやすくなってから、再開したいと考えています。

今年の夏は、ひさしぶりの帰省や国内・海外旅行をたのしむ人が多かったようですが、みなさんはたのしい夏を過ごされたでしょうか。

ジュニパーベリー精油(ヒノキ科)
樹木系精油を使うことで呼吸をスムーズにするほか
呼吸や肺への良い影響ももたらします

わたしは、8月下旬の2日間、2ヶ月前からとても心待ちにしていた夏のメインイベントで”学びの旅”として、アロマボディリリースセラピスト養成講座を受講し、着衣のままロッキング(ゆらし)と筋膜リリース(硬くなったものを柔らかくする)を学んできました。

人間のからだはゆらされると、力みや緊張がほぐれて、柔らかさと軽さを感じ、からだの深部や関節・内臓にも働きかけることで、心地よさも感じるんだそう。仕事でパソコンを使う人は全身に力が入っていて、眠っているときにも力んでいるという話を聞いてびっくり。

それをロッキングでゆらし、ゆるめてあげるんですが、その前に重要なのが呼吸。呼吸は、全身に酸素を送る大切な働きのほか、自律神経を整えて、リラクゼーション効果も高めます。ところが、現代人はスマートフォンを使うようになって前かがみの姿勢が増え、さらにコロナ禍のマスク生活で胸式呼吸・腹式呼吸ができない人が多く、呼吸が浅くて酸欠状態なんだとか。

みなさん、呼吸できていますか?
普段は無意識に呼吸していますが、呼吸はとても大切なんです。先生の話は興味深くて学びも多く、受講生同士のセッションでは全身がゆるんだことで、姿勢が良くなり、からだも柔らかくなっていて、受講して本当によかったと思える2日間を過ごせました。

まだしばらくは残暑がつづくようですが、9月は夏から秋に向けて、からだに変化が起こる時期で、暑い夏を乗り切ったからだは、想像以上にお疲れモード。そんなときに、内側からからだを整えるハーブティーはおすすめ。


ギリシャのオーガニックハーブティー
『ANASSA(アナッサ)』コレクションボックス
パッケージデザインがとてもステキ

“ビタミンCの爆弾”の異名をもち、ビタミンC含有量がレモンの20〜40倍ある「ローズヒップ」。そして、クエン酸を多く含み、代謝を促進、筋肉の疲労回復が期待できる「ハイビスカス」。
この2種類をブレンドした赤いハーブティー「ローズヒップ&ハイビスカスティー」は、疲労回復のほか美肌、眼精疲労にも効果があるといわれているので、この時期に飲みたいハーブティーです。

「PURE HAPPINESS(ピュアハピネス/純粋な幸福)」
マウンテンティー(シデリティス)、レモンバーム
ミント、セージがブレンドされている
ティーバッグ(生分解性サシェ)上部に
木製スティックを通して使うタイプ

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回のコラムは冬のはじめにお届けする予定です。どうぞおたのしみに······。

[第4回・2023年初秋 ブリコラージュ記]

<プロフィール>
BricoLage(ブリコラージュ)
大阪生まれ。神戸在住。
15年間、ライフスタイルショップに勤務。
10年ほど前、からだの不調をきっかけに、アロマテラピーやメディカルハーブ、バッチフラワーエッセンスを学び、日々のくらしに取り入れている。
2016年より、BricoLageとして活動(アロマハンドトリートメントやポストカード・クリスマスカード制作)。
BricoLageの名前の由来は、フランスの人類学者クロード・レヴィ=ストロースが著書「野生の思考」で提示した、Bricolage(ブリコラージュ)=「ありあわせの道具・材料を用いて自分の手でモノをつくる」から。


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