カフェにおける音楽とは
空間を創る要素として、音楽はとても大切です。
カフェの店内ではお客さまやその時の空気感、季節や時間帯に合わせて自分たちで編んだプレイリスト(すべて許可を得た音源のみ使用)を流していました。心がけていたのは、あくまでも読書や瞑想を邪魔することなく、音量は控えめでどことなく浮遊感があるもの。楽器もピアノ、ギター中心に、時々ボーカルも混ぜて。客席の中央に座り、スピーカーから流れる静かな音楽とマスターのコーヒーが楽しみだと言ってくださる方もおられました。嬉しかったです。
ここでは Spotify で [ 春夏 ] [ 秋冬 ] に分けて作成したプレイリストを共有させていただきます。
曲は定期的に入れ替えていきますが、実際にお店で流していたものを中心に選んでいます。
春夏の音風景
[ 春夏 ]は開放感のあるボサノバのボーカルやギター、そして舘野泉、辻井伸行、反田恭平、川上ミネなどピアノ曲中心にセレクト。在宅ワークや勉強はもちろん、コーヒーブレイクにもおすすめです。イタリアから帰国した日本人ギタリスト・Marimo Sugahara 最新アルバム『Maboroshi』からも2曲ラインナップ。他に、アン・サリー、ジョアン・ジルベルトの優しい歌声も。
秋冬の音風景
[ 秋冬 ]はクラシックや北欧の音楽、冬の乾いた空気感の中にハートウォーミングなボーカルも挟み、落ち着いたシーンに似合う選曲となっています。Phlip Aaberg 、Ola Gjeilo 、George Winston 、Will Ackerman など。キース・ジャレットのソロピアノ、ニコル・ヘンリーのボーカルも気持ちを和らげてくれるはず。静かに過ごしたい時にどうぞ。
全曲を通して楽しむには Spotifyの設定が必要になりますが、まずはダイジェストで。
「ホコトの音風景」どうぞお聴きください。